登録基幹技能者

建設業の専任技術者要件の一つに登録基幹技能者が加わっています。

基幹技能者は、当初民間資格としてスタートした後、建設業法制のなかで、「工事現場において基幹的な役割を担う」技能者として位置づけられ、国土交通大臣の登録を受けた実施機関が行なう登録基幹技能者講習の修了者は、建設業法の基準(一般建設業について第7条第2号ハ及び特定建設業について第15条第2号ロ)に従い専任技術者とすることが可能となりました。これは現場に配置する主任技術者についても同様です。

また、公共工事を受注する建設業者が必ず受けておかなければならない経営事項審査においても、技術力の審査基準のなかで技術職員数に含まれ所定の評点が与えられます。

さらに建設業キャリアアップシステムにおいては、技能者のレベル評価において、最終的なキャリアアップの目標として登録基幹技能者が設定されるなど、建設業現場におけるその役割への期待が大きくなっています。

登録基幹技能者講習は職種に応じた専門工事業団体が実施します。講習を受講するには以下の要件を満たす必要があります。

受講する基幹技能者の職種において、10年以上の実務経験があること。

実務経験のうちに、3年以上の職長経験があること。

各実施団体で定めている資格等を保有していること。

講習の要領など詳細については、それぞれの講習実施団体のサイトまたは建設業振興基金のポータルサイトを参照してください。

建設業の種類に応じた主任技術者・専任技術者要件に該当する登録基幹技能者の一覧は下表のとおりです。(2023年03月31日現在。今後変動の可能性あり)

 

建設業の種類登録基幹技能者講習の種類
大工工事業登録型枠基幹技能者
登録建築大工基幹技能者
登録建築測量基幹技能者
左官工事業登録左官基幹技能者
登録外壁仕上基幹技能者
とび・土工工事業登録コンクリート圧送基幹技能者
登録トンネル基幹技能者
登録機械土工基幹技能者
登録プレストレスト・コンクリート工事基幹技能者
登録鳶・土工基幹技能者
登録切断穿孔基幹技能者
登録エクステリア基幹技能者
登録グラウト基幹技能者
登録運動施設基幹技能者
登録基礎工基幹技能者
登録標識・路面標示基幹技能者
登録土工基幹技能者
登録発破・破砕基幹技能者
登録圧入工基幹技能者
登録送電線工事基幹技能者
登録あと施工アンカー基幹技能者
登録橋梁基幹技能者
石工事業登録エクステリア基幹技能者
屋根工事業登録建築板金基幹技能者
電気工事業登録電気工事基幹技能者
登録送電線工事基幹技能者
管工事業登録配管基幹技能者
登録ダクト基幹技能者
登録冷凍空調基幹技能者
タイル・れんが・ブロック工事業登録エクステリア基幹技能者
登録タイル張り基幹技能者
登録ALC基幹技能者
鋼構造物工事業登録橋梁基幹技能者
鉄筋工事業登録プレストレスト・コンクリート工事基幹技能者
登録鉄筋基幹技能者
登録圧接基幹技能者
舗装工事業登録運動施設基幹技能者
しゅんせつ工事業登録海上起重基幹技能者
板金工事業登録建築板金基幹技能者
ガラス工事業登録硝子工事基幹技能者
塗装工事業登録建設塗装基幹技能者
登録外壁仕上基幹技能者
登録標識・路面標示基幹技能者
防水工事業登録防水基幹技能者
登録外壁仕上基幹技能者
内装仕上工事業登録内装仕上工事基幹技能者
熱絶縁工事業登録保温保冷基幹技能者
登録ウレタン断熱基幹技能者
電気通信工事業登録電気工事基幹技能者
造園工事業登録造園基幹技能者
登録運動施設基幹技能者
さく井工事業登録さく井基幹技能者
建具工事業登録サッシ・カーテンウォール基幹技能者
消防施設工事業登録消火設備基幹技能者
解体工事業登録解体基幹技能者